ようやく最終巻!
・・・長かったなぁ。
(外伝みたいなシリーズはまだ続くようですが)
途中からあんまり謎解きな感じはなく
建築探偵でもないような感じになってましたが・・・。
とりあえず最後まで読まねば気になる!っていうことで
ここまでやってきました。
作者も書いているように、これまでちりばめていた伏線を
回収することに努めたのはいいのですが
なんかあっさり。
恐れていたお父様、そんなんでええのか?
しかも都合よく建物壊れたりとか・・・
紐解かれた真実はあまり期待に沿っていたとは言えない感じに。
あと、なんか文章下手になったんじゃない?
いや、ミステリの最後で天変地異とか起こって
犯人の生死がうやむやになることはよくある手法とはいえ・・・。
途中で結構猟奇的な殺人とかあったシリーズにしては
まともに普通にで。
精神のせめぎあいみたいのあった割には、ゆがみの少ない
終わり方で・・・。
敵も味方も最後はまっとうな人間になりました!てな感じは
どうにもピンとこず。
・・・・・
ほらもっと、
こう・・・
さぁ!!
あるじゃないですか・・・ねぇ?
という気持ちにさせられてしまった作品。
とりあえず終わったので良しとしよう(笑)
世の中には中途のまま放置された作品が多いことを考えると
優秀だといえるかと(笑)
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