ようやく「シャッターアイランド」観て来ました。
特典付き前売り券まで手に入れて観に行ったのですが
ちょっと死の描写が気持ち悪かったのと結局
精神病とロボトミーの話だったので
精神的に暗い気持ちに・・・。
ちなみに特典のキーホルダーのはずし方は
こちら同様のものは結構あるようで今回だけの特別なものでもなんでも
なかったのですねぇ。
ちょっと残念。
さて私たちは「超日本語吹き替え版」を見てきました。
声に若干の違和感は否めないもののストーリーと映像を楽しむ、
という点において「字幕版」でなくてよかったな、と思いました。
だって、散々「映像にヒントが!」とあおられてましたから(笑)
ネタバレですが
連邦保安官としてきたテディとチャック。
銃を渡すときにチャックが手間取っちゃったり
建物は居るときにおばあさんが「シーっ」ってやったり
「逃げて」って書いたおばちゃんの飲んでるコップがなくなったり
失踪した女性を探す警備員たちにやる気がなかったり
テディが鉄線に電流が流れてるって知ってたり
失踪した女性の担当医が島の外に出て行ったり
テディの夢の中で奥さんは火事で死んだといいつつもおなかから血を流していたり
テディがC棟の患者と話すときに違う名前で呼ばれたり
海泳いだのに服が乾いているとか
いろいろ変だなぁと思うところがありまして。
結局のところ
連邦保安官テディ(レオ様)は実は患者で、
c病棟に入れられるほど暴力的かつ訓練も受けていて危険なため
今度暴れちゃったらロボトミー手術して廃人にしちゃおうよ。
という島の大多数の医者の意見を押し切り
コーリーとテディの相棒チャック(ほんとはテディの主治医のシーハン先生)が
「テディの妄想を実現させてみよう。そしたら現実と妄想があわなくなって気づいて妄想しなくなるし
暴れなくなってロボトミーなんてことしなくても大丈夫なはずさ!」
といって始めたのがこの女性失踪事件と連邦保安官テディ誕生ってことで。
最後は回復して「あーよかったよかった。これで手術しなくてすむね」ってことかと思うと
チャックが「ボスこれからどーする?」って聞いたら
「こっからどーやって逃げるか考えないとな」と答えちゃったので
「あーこりゃ妄想に戻っちゃった〜」と判断されてロボトミー決定!
ってラストだったのだけど
最後にテディが「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか?」って言ってたんで
多分ほんとは正常に戻ったんだろうなぁと。
正常だけどテディという善人として廃人になる選択肢をチョイスしたってことかな、と。
ただちょっと映画だけではよくわかんないとこもあったので
原作も読んでみました。
嵐の孤島という設定だったのであの嵐も妄想だったのかしら?と思ったのですが
原作によると妄想の舞台が嵐の孤島だったから嵐が来るのをまってロープレを行ったとのこと。
えらい大掛かりだねぇ。
映画の前に「これとこれは同じ長さです」とか
目の錯覚の話が出てくるんですが・・・ストーリー的には関係ないような(笑)
ある意味そのネタにミスリーディングされちゃいましたよ(笑)
「謎解き」ではなかったと思うのでちょっと残念・・・。
犯人は誰だ!的なものと思って期待したのに・・・。
あと2時間18分はちょっと長い。
と思って読んだ原作も長かった(笑)
ちょっと「シャッター」疲れしてしまいました┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・