ようやく最終巻!
・・・長かったなぁ。
(外伝みたいなシリーズはまだ続くようですが)
途中からあんまり謎解きな感じはなく
建築探偵でもないような感じになってましたが・・・。
とりあえず最後まで読まねば気になる!っていうことで
ここまでやってきました。
作者も書いているように、これまでちりばめていた伏線を
回収することに努めたのはいいのですが
なんかあっさり。
恐れていたお父様、そんなんでええのか?
しかも都合よく建物壊れたりとか・・・
紐解かれた真実はあまり期待に沿っていたとは言えない感じに。
あと、なんか文章下手になったんじゃない?
いや、ミステリの最後で天変地異とか起こって
犯人の生死がうやむやになることはよくある手法とはいえ・・・。
途中で結構猟奇的な殺人とかあったシリーズにしては
まともに普通にで。
精神のせめぎあいみたいのあった割には、ゆがみの少ない
終わり方で・・・。
敵も味方も最後はまっとうな人間になりました!てな感じは
どうにもピンとこず。
・・・・・
ほらもっと、
こう・・・
さぁ!!
あるじゃないですか・・・ねぇ?
という気持ちにさせられてしまった作品。
とりあえず終わったので良しとしよう(笑)
世の中には中途のまま放置された作品が多いことを考えると
優秀だといえるかと(笑)
ちょっと前に竹内結子主演でドラマ化されたのを知り
ドラマを見なかったので(笑)
原作本を購入。
かわいらしいタイトルとは裏腹に
なんだかえぐい描写が随所に・・・。
主人公は女刑事。
刑事事件に巻き込まれた過去があり、
彼女を目の敵にして精神的にいたぶってくる中年オヤジ刑事がいて
警察内部でもごちゃごちゃしつつ
連続殺人を追っていくのですが・・・
殺人における描写も気持ち悪いですが
精神面が壊れてる感じがまた気持ち悪い・・・。
かなりえぐい殺人シーンだったので
あれをドラマでどうやったのか・・・
ドラマは9時くらいからだったからさすがに
血がどばーっとかできないと思うのだけれど・・・
特にこのご時世ですし・・・。
主人公を取り巻く環境とか
女性の弱さとか(立場・身体的に)
ちょっと心がザラザラする感じがしますが
またこのシリーズを読んでみてもいいかもしれません。
ドラマを見てみたかったなぁ〜。
以前タイトルを見て読んでみたいと思っていた作品。
関西に住んでいるなら阪急はかなり身近な存在。
どんな話なのかしら?
という期待を裏切らずとても楽しめました。
行きで始まる物語が帰りで落ち着いていく。
なかなか面白い趣向です。
友人の家が逆瀬川にあることもあり、大変風景を楽しめました(笑)
短編集で主役が各短編ごとに変わるのも
こちらでは主役でもあちらではわき役やらBGMやらに変わるのも
行きと帰りの間には数か月の時間の流れがあるのも
少ない文章の中の伏線というかつながりを間違いなく拾わなくては!
という気持ちになって楽しかったです(笑)
ただお話を動かすためとはいえ、いきなり喧嘩になったりとかは
ちょっと「え〜」と思いましたが(笑)
登場人物全員男前すぎちゃうかなぁ?
あと高校生くらいでそんなに分別あるもんやろうか?
少なくとも私は高校生のとき、何も考えてませんでしたが・・・。
まぁそういうちょっとした引っ掛かりを除けば
大変面白く、気軽に読める本でありました。
短編なので気軽です。
あとがきに「西宮北口」を「ニシキタ」と呼ぶ読者と「キタグチ」と呼ぶ読者がいる、と
書かれていました。
ちなみに私は「西宮北口」は「ニシキタ」といいます。
周りでも「キタグチ」という人は聞いたことはないのですが・・・・・
関西の人は皆そうだと思ってましたがもしかしたら違うのでしょうか?
「となりのマエストロ」という番組で紹介されていた方の本です。
本は未読です(笑)
が番組内で
「なぜトイレの便座にはふたが付いているのか」とか
「なぜスーツの袖にはボタンが付いているのか」とか
「なぜビー玉はビー玉というのか」など
10個ほどの謎について解説されていました。
どれも想像つかない答えで私的には大変面白かったです。
「ビー玉」って本来は「B玉」って書くらしいです・・・。
アルファベットなん?とちょっとびっくり。
ちなみにA玉はラムネの栓に使われるそうです。
10個くらいは番組でやってたので
あと3倍くらいネタが載ってたら買ってもよいかも・・・。
とりあえず本屋で確認、確認〜。
自分の目で見てからじゃないと買えない!
(集めてるシリーズものとかは別ですけど)
だから本は本屋じゃないとだめなんですよねぇ・・・わたし(笑)